州: ヌナブト準州

カナダ北極圏の遊び場

  • 1999年にカナダ3番目の準州となったヌナブト
  • カナダで一番大きい島
  • 6,000km²のバーンズ氷帽がバフィン島の中心部に存在

壮大な自然が広がるイヌイットの故郷、バフィン島は、アクセスがしやすく、冒険家が胸躍らせる北極圏の遊び場です。ブーツやスキーを履き、ポーラー・シー・アドベンチャーズのツアーに参加して、サーミリック国立公園の山の斜面に点在する「イヌクシュク」と呼ばれるイヌイットの標石をたどってみましょう。Katannalik Territorial Parkを流れる自然保護河川、ソーパー川をカヌーやいかだで下るのもいいでしょう。そして鮮やかなオーロラの下で眠りにつきます。またアドベンチャー・カナダのクルーズ船に乗って、壮大な北極圏の北西航路を巡るのもおすすめです。Arctic Kingdomのツアーに参加して、ポンド・インレットから海氷の上をそりで行く北極圏のサファリに出掛けて、シロクマ、ベルーガ、牙をふりかざすイッカク、呼び合うアザラシを探すのも格別です。クライド・リバー近郊のフィヨルドに登り、世界で初めてのホッキョククジラの自然保護区も訪ねてみましょう。

イヌイットの名高い彫刻師や版画師の創作活動を見学し、作品をお土産に。カナダで一番新しい準州都イカルイトを歩き回り、この地域伝統の料理を味わってみましょう。白夜に開催されるフェスティバルでは、カナダ北部に住む人々が白夜の下でドラムを叩き、踊り、喉歌を披露します。

アウトドア・アドベンチャー

  • アドベンチャー・カナダのクルーズ船に乗って、バフィン島の北、氷に覆われた伝説の北西航路を進み、クジラを数えたり、北極圏の文化を学んだりするのもおすすめです。
  • ポーラー・シー・アドベンチャーズが主催する、ポンド・インレット近郊にある手付かずのサーミリック国立公園へのスキー・ツアーやハイキング・ツアーに参加したら、シロフクロウ、イッカク、シロクマに遭遇できるかもしれません。
  • クライド・リバーのフィヨルドの絶壁でロック・クライミングをするのも、Auyuittuq National Parkの山々の中でバックカントリー・スキーをするのもいいでしょう。ここには世界最高の1,250mの垂直な絶壁を持つソア山もあります。
  • 大空で繰り広げられる鮮やかなオーロラのダンスを眺めながら、いつしか眠りについてしまいます。

料理と飲み物

  • ディナーには、カナダ北部のsurf ‘n turf(肉と魚のコース)、採れたてのホッキョクイワナとカリブー肉のテンダーメダリオンはいかがでしょうか。
  • カリブー肉のジャーキー、ジャコウウシのソーセージ、「マックタック」と呼ばれるクジラの皮下脂肪など、地域の特産品も試してみましょう。
  • ホッキョクイワナはカナダ北部の特別なご馳走です。今夜の夕食のためにつり糸を垂らして、フィッシィング運を試してみてください。

芸術&文化

  • イカルイトのNunatta Sunakkutaangit Museumで巡回展やイヌイットの芸術作品や工芸品の展示を鑑賞し、さらに購入することもできます。
  • キミルート、パングナータング、イカルイトで、イヌイットの彫刻師、織師、版画師の手仕事をぜひ見てください。ケープドーセットの名高い工房にも足を運んでみましょう。ここで製作される世界的な芸術作品は、世界各国の首脳、国王、法王に贈られています。
  • ボートや犬ぞりでQaummaarviitの岩で覆われた島へ日帰り旅行に行くのもおすすめです。イカルイトの近郊にあるこの準州立公園には、芝土の家など、歴史あるチューレの考古学的遺物があります。

自然&野生動物

  • Arctic Kingdomのツアーに参加して、スノーモービルが引くイヌイットのそりでポンド・インレット近郊の浮氷塊の際まで行き、イッカク、ベルーガ、シロクマを見ることもできます。
  • 春はイグルーリクからボートに乗って、流氷の上でくつろぐセイウチの群れを探しに行きましょう。回遊するホッキョククジラが解け始めた海氷の中で盛大に潮を吹く様子も見られます。
  • クライド・リバー近郊のバフィン島東岸にあるイザベラ湾のNiginganiq National Wildlife Areaにも行ってみましょう。ここは全長20mに達する巨大なホッキョククジラの世界初の自然保護区です。
  • かつて同じ重量の金よりも価値があった、3mもの1本の牙を持つイッカクも見られます。

イベント&フェスティバル

  • イカルイトで毎年4月開催されるトゥーニック・タイム・フェスティバル。伝統的な家屋のイグルーを建てたり、ポンドホッケー、カイトスキー、犬ぞりを楽しんだり、湯気の立つバノック・ブレッドやカリブー肉のシチューを食べたり、イヌイットの喉歌に挑戦したりして、冬のあらゆる困難を乗り切ったことを祝います。
  • 6月末の白夜に開催されるアリアナイト!は、10日間昼夜を問わず映画、サーカス、演劇、音楽、ストーリーテリングの催しが行われる、多文化のアート・フェスティバルです。
  • イグルーリクで毎年7月に開催されるRockin’ Walrus Festivalは、カナダ北部全土のミュージック・フェスティバルを体験できるまたとないチャンスです。地元のイヌイットの映画や、イグルーリクを拠点に世界的に活躍するサーカス集団、ArtCirqのパフォーマンスも見ることができます。

天候&季節

  • 5月から8月にかけてバフィン島は日が長く、明るい日差しにあふれます。南部のイカルイトでは、昼の時間が平均16時間にも達し、気温は5°C~25°Cになります。島の北端ではもう少し涼しくなります。北極圏では、春の終わりから夏にかけて24時間太陽が沈まなくなります。
  • 春と秋も夜や海の近くは寒くなることがあるため、必ず上着、手袋、帽子を用意してください。
  • 日が最も短くなる12月には、イカルイトでは1日4時間しか太陽が顔を見せず、気温は-10~-32°Cになります。北極圏に位置するアークティック・ベイやポンド・インレットは、12月中旬から1月下旬まで1日を通して暗闇に包まれます。
  • 1年中どの季節も雪が珍しくないため、暖かい衣類を用意してください。
  • 現地の気象情報をご確認ください。カナダ環境省のカナダの標準的気候に関するウェブサイトでは、この地域の天候パターンを調べることができます。
概要

面積: 507,451km²
準州都: イカルイト
最大都市: イカルイト
総人口: 11,000人
公用語: イヌクティトゥト語、英語、フランス語。
準州のスローガン: イヌクティトゥト語で「Nunavut Sannginivut」 (我々の土地、我々の強さ)

旅行に適した時期
  • 夏は多くのアーティストが農耕に入るため、ケープドーセット、パングナータング、キミルート、イカルイトでイヌイットの芸術作品や彫刻を見てまわるなら、春と秋が絶好のシーズンです。
  • 北極圏では、5月から8月にかけて24時間太陽が沈みません。春は寒く感じても、日差しが雪と氷に反射して重度の日焼けを引き起こす可能性があるため、日焼け止めローションの使用をおすすめします。
  • 7月と8月は気軽なハイキングやカヤック、クルーズに最適なシーズンです。この時期になると野の花が咲き、昆虫が活動を始めます。 特に7月は、イッカク、ベルーガ、ホッキョククジラ、セイウチ、渡り鳥が見られます。
  • 8月中旬から9月中旬は、ツンドラが赤く紅葉し、ブルーベリーが実る穏やかな秋です。虫が少ないため、ハイキングに絶好のシーズンです。
  • 1年中どの季節も雪が珍しくないため、暖かい衣類を用意してください。
  • 冬は寒く暗い日が続きますが、クリスマスの時期のこの地域は特に温かい歓迎ムードに包まれます。
現地までの交通手段
  • バフィン島はカナダの北極圏東部に位置し、飛行機か、夏であればさまざまな地域から出航するアドベンチャー・カナダのクルーズ船で行くことができます。カナダ南部発、イカルイト国際空港(YFB)行きのフライトが運航されています。
現地の交通手段

バフィン島への陸路はないため、飛行機で行く必要があります。バフィン島に就航している航空会社は以下の通りです。