SDGs先進都市バンクーバーの日常生活にある身近な取り組みを現地ゲストが紹介
カナダ観光局は、株式会社 JTB、フジテレビとの共同プロジェクトとして、2021年7月17日(土)に、カナダのSDGsをテーマにした『SDGsが息づく街 カナダ・バンクーバー オンラインツアー』を開催します。当日は、自然が息づくカナダ・バンクーバーとZoomで繋ぎながら、現地でSDGsに取り組む人々と出会い、その営みに触れる特別な体験を提供します。
カナダ観光局は、アフターコロナでの旅行者の意識の変化に合わせた新しいサステナブルな旅を提案し、人生を通じて何度も訪問してくれるカナダファンを増やしてきたいと考えています。具体的には、地域の環境や文化、コミュニティーとの関係性など、サステナブルな暮らしの背景にあるストーリーを紹介しながら、カナダの人々と共感でつながる上質で意味のある体験を旅行商品に落とし込んでいくことを目指しています。
カナダ西海岸の都市バンクーバーは、社会にSDGsへの考え方や取り組みが根差している世界有数のSDGs先進都市です。都会と自然の共存を実現するアーバン養蜂、女性の自立支援を行うカフェ、持続可能な漁業法から収穫された水産物のみを提供するレストラン、先住民文化を通じて雇用・経済を守るビストロやガイドツアーなど、至る所にSDGsへの取り組みが浸透しています。
今回、カナダ観光局では、このバンクーバーに注目。環境や社会に対して負担の少ない持続可能な観光を目指すJTBと、SDGsの課題解決に取り組む人に密着する番組『フューチャーランナーズ~17の未来~』を放送するフジテレビとの三社合同でオンラインツアーを企画。カナダのこれまでの歴史・文化・経験が紡いできた未来に繋がるストーリーをツアーコンセプトに、バンクーバーでありのままにサステナブルな暮らしを営む人々とその取り組みの心に触れる90分間の旅行体験を提供します。
<主な内容>
テーマ①:アーバン養蜂(20分)
2005年以降、バンクーバー市による都市養蜂の認可を受け、フェアモント・ウォーターフロント・ホテルやバンクーバー・コンベンション・センターでは、北米初の屋上養蜂がスタート。養蜂によるメンター制を通して困難な状況にある人々を支援するハイブズ・フォー・ヒューマニティなど画期的なソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)も登場。都市養蜂による商品づくりに関わりながら、自然とのつながり、人とのつながりを育み、地域の持続可能な経済活動への参加を促す役割を担っています。本ツアーでは、フェアモント・ウォーターフロントホテルのエグゼクティブシェフ、MICHAEL PAGNACCOさんと、ハイブズ・フォー・ヒューマニティのCHIEF BEE EXPERT、JULIA COMMONさんにお話を伺います。
テーマ②:社会事業/女性の活躍支援(5分)
ギャスタウンで最も有名な蒸気時計の程近くにあるショコラティエ&カフェ”East Van Roasters(イーストバンロースターズ)”の取り組みを紹介します。美味しいオーガニックのチョコレートとコーヒーが人気ですが、実はこのお店はただのカフェではなく、カフェでの職業訓練を通じて地域の女性の自立を支援しています。インタビューにお答えいただくのは、East Van Roasters のエグゼクティブ・ディレクターのSHELLEY BOLTONさんです。
テーマ③:環境に優しい都市/GREENEST CITY(5分)
2011年に2020年までに世界で最もグリーンな都市になる目標を掲げたバンクーバー市。バンクーバー市内の移動の50%以上は徒歩、自転車、公共交通機関の利用によるものです。ほとんどの公共交通機関は車椅子でもアクセスが可能です。市内のいたるところに自転車専用道路が設置され、年々道路が延長されています。フォールスクリークという川に沿って運行する水上バス「アクアバス」、初の電力飛行に成功したハーバーエアなど、レポーターが自転車で街をめぐりながらグリーン・シティバンクーバーの取り組みを紹介します。
テーマ④:オーシャンワイズプログラム(20分)
「海を大切にする」というポリシーのもと、海洋資源保護に取り組む「オーシャンワイズオーシャン・ワイズ」の活動はバンクーバーから始まりました。 オーシャンワイズオーシャン・ワイズのアカウント・コーディネーターのITO SHIORIさんがその活動をご紹介します。オーシャン・ワイズレストラン、Tacofino(タコフィーノ)のレストラン・マネジャー、PALILIS LANGINSさん、ORGANIC OCEAN SEAFOOD の漁師、STEVE JOHANSENさんにもお話を伺います。
テーマ⑤:インディジネス/INDIGENOUS(20分)
バンクーバー市が位置するブリティッシュ・コロンビア 州は、さまざまな先住民の生まれ育った土地でもあります。先住民の人々は、何世代にもわたって、自然と共生しながらこの土地に暮らし、持続可能な営みを行っています。スタンレーパークでガイドツアーを通じて、先住民の文化を伝えるタレイセイ・ツアーズのオーナーCANDACE CAMPOさん、先住民食を通じて文化を継承しつつ、コミュニティの雇用や経済を支えるサーモン・エン・バノックのオーナー、INEZ COOKさんにお話しをお伺いします。
【オンラインツアー 実施概要】
<ツアー名>
SDGsが息づく街 カナダ・バンクーバー オンラインツアー
~ありのままのライフスタイルがサステナブル。そこには、カナダならではのストーリーがありました~
<協力>
ブリティッシュ・コロンビア州観光局、Indigenous Tourism Association of British Columbia、エア・カナダ
<実施日時>
7月17日(土) 午前10時開始(約90分) ※カナダ時間 7月16日(金)午後6時~
<参加費用(税込み・1アカウントにつき)>
2,124円
<最少催行申込数>
1名
<ツアー形態>
Zoomによるオンラインツアー
<申し込み方法>
6月22日(火)午前10時より販売開始します。以下、WEBサイトよりお申込み・ご購入ください。
https://www.jtb.co.jp/kaigai_opt/srh/prddetail/p200010905