土曜の朝の誘惑

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もし僕がプリンスエドワード島(PEI)に住んでいたら、きっと土曜日がくるのを待ち遠しく思いながら暮らすだろうと思う。

なにしろシャーロットタウンでは毎週土曜日の朝、僕が大好きなファーマーズマーケットが開かれるのだ。

ここでは新鮮な野菜やいろいろな食材を購入することができるけど、それだけはなく、周りのアイランダーたちは家族そろってジューシーなソーセージをはさんだホットドッグとか、土曜日の朝にぴったりの食事を楽しんでいる。

土曜の朝の誘惑

その料理ときたらアジア系、アフリカ系など、さすが移民の国らしいバリエーションに富んでいる。

またカナダらしいスモークサーモンのサンドイッチは、こんな感じで分厚いサーモンが惜しげもなく乗せられているのだ。

土曜の朝は、家族でここにやって来て美味しいブランチを楽しみ、買い物もして帰る、というのがアイランダーたちの週末の過ごし方なのかもしれない。

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それにしても、土曜の朝からこんな美味しそうなパンを見せつけられたら、これはもう若干多めに買って帰ることになってしまうだろう。

このパンにはPEIの美味しいバターを乗せて、つまり塗るのではなく、たっぷりと乗せて食べたいと思う。

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そしてこの生命力に満ち溢れたアスパラガスを見てほしい。

僕は日本のスーパーで野菜がくたっとしていたりすると、それはもう本当にがっかりさせられてしまう。それでいて値札には結構な値段が書かれていたりもする。

どんなに冷蔵技術が発達したとしても、やっぱり近くで採れたものを新鮮なうちに食べるのが一番美味しいに決まっている。

こういうアスパラガスは茹でてドレッシングをかけただけで、それはもう美味であることは間違いない。

土曜の朝の誘惑

そしてこのマッシュルームの色と「はり具合」はどうだろうか。

別に日本のスーパーを目の敵にしているわけじゃないけれど、日本ではほんの数個のマッシュルームがプラスチック容器に入って売られていたりする。

マッシュルームなんて、そもそもチマチマ切るものじゃなく、包丁でザクザクと切ってバターを熱したフライパンにドサっと放り込むような食材だと思う。

だからこんなふうにコロコロ、コロコロとした可愛いマッシュルームを見てしまったら、紙袋にどっさりと入れてもらいたくなってしまうのは当たり前だ。

土曜の朝の誘惑

PEI産のメープルシロップも魅力的だ。

メープルシロップというとケベック州やオンタリオ州のイメージがあるけれど、この島にもサトウカエデの林があって、混じりけのない素朴なメープルシロップが作られている。

印刷されたラベルではなく、カエデの形のカードに手書きで書かれているところが本当に「島のメープル」という感じがする。

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そして、日本からは遠く離れたこのPEIで、日本の豆腐が「TOFU」として作られ、売られていた。写真の彼女はオーガニック農家に弟子入りして豆腐づくりなどを勉強しているんだそうだ。

島の大豆から生み出される健康食品「豆腐=TOFU」。PEIでは「TOFU」はどんな食べ方をするんだろうか。一度味わってみたいものだ。

土曜の朝の誘惑

ファーマーズマーケットの人気のコーヒーショップにはいつも行列ができていて、まだコーヒーは飲まないこんなキュートな女の子は、これも人気のスムージーを楽しんでいた。 PEIのファーマーズマーケットはいつまでうろついていても飽きるということがない。 そしてファーマーズマーケットは毎週土曜日と書いたけれど、実は6月後半から秋の感謝祭=サンクスギビングデーまでの期間は、なんと水曜日も営業してくれているのだ。 だから僕がPEIに住むことになったら、誘惑は土曜だけではなく水曜の朝にもやってくる。PEIというのはまったくもって誘惑だらけの島なんだ。

文・写真:平間俊行