ビジネス環境の変化に伴い、会議、イベント、ミーティングで人々が出会う方法にも変革がもたらされています。目的主導の、持続可能な方法を取り入れた、参加者にインスピレーションを与える場所と施設は、他にはないユニークな体験を提供します。

先頭に立つカナダ:こうした特徴が継ぎ目なく統合されたカナダは、国際会議開催のパイオニアとして脚光を浴びるようになりました。この人々を歓迎する国では、どの都市でも紅白のカーペットを敷き詰めて、来訪者がくつろぎ安心して滞在できるように努力しています。海底での食事会やホッキョクグマとのパーティーなど、カナダならではのグループ体験に、会議の出席者はすっかり魅了されてしまいます。先進的な都市の中心では、最高水準の施設、文化的な体験、最先端分野での革新が約束されています。また持続可能性と技術革新の基準となる会議施設では、世界中が大いに注目する会議やイベントが定期的に開催されています。
スムーズな会議開催:カナダでの会議開催をご検討中のミーティングプランナーの方は、カナダに入国する代表団のための国境要件と手続きの概要をまとめた「国際会議およびイベントに関するサービスプログラム(International Events and Convention Services Program)」をご覧ください。また以下に、カナダでの会議を魅力的なものにする上で大いに貢献している、優れた会議施設を紹介します(すべてを紹介するものではありません)。

バンクーバー・コンベンション・センター:世界で初めてLEED®プラチナ認証をダブルで取得したコンベンション・センターの自慢は、6エーカー(約24,000m2)のグリーンルーフです。これはカナダ国内のみならず、北米の非産業用グリーンルーフとしても最大のものです。また、西棟の基礎部分には、元の自然な状態に回復させた海洋生物の生息地が組み込まれました。海水冷暖房システムは、隣接する海水を利用して建物の温度を調整し、持続可能な方法で管理された森林からの地元の木材を使用することで、施設の持続可能性と美観の両方を高めています。
注目のイベント:BC州バンクーバーの美しいウォーターフロントに位置するコンベンション・センターでは、毎年のTEDカンファレンスや持続可能性を重視するGLOBEフォーラム2010年バンクーバー冬季オリンピック・パラリンピック、コンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の理論と実践に関する世界最大のカンファレンスであるSIGGRAPHなど、世界的なイベントが開催されています。

 


Vancouver Convention Centre / Destination BC

ビクトリア・カンファレンス・センター:現地の先住民の文化と伝統に敬意を表して建設されたビクトリア・カンファレンス・センターは、77,000平方フィート(約7,000m2)以上の会議スペースがあります。2021年4月にはカーボンニュートラルの指定を受けたことで、世界のコンベンション・センターの水準を引き上げました。再生可能な天然ガスの使用、水使用量の削減、廃棄物の再利用などの持続可能性に取り組んでいるほか、カーボンオフセットを利用して、グレート・ベア・レインフォレスト・カーボン・プロジェクトを支援し、世界最大の沿岸温帯雨林であるグレート・ベア・レインフォレストに残る生物多様性と豊かなコミュニティの維持に貢献しています。
注目のイベント:IMPACTサステナビリティ・トラベル&ツーリズムは、経済を動かす力として、また地球環境の変化の鍵を握る存在として、観光の重要性に注目しています。このイベントは毎年ビクトリアで開催され、2022年は5月8日から11日に予定されています。

モントリオール国際会議場:ケベック州モントリオールにある、受賞歴を持つコンベンション・センターです。AU/Labとのコラボレーションによる北米初の都市型垂直足場農業プロジェクト「VERTical」(広さ6,000平方フィート(約550m2))のほか、屋上庭園やコンテナ農業システム「Culti-VERT」も設置されていることで、ASTM Green Meetings Standards認証を受けています。
注目のイベント:毎年オンラインと対面の両方で開催されるC2/Montréalは、世界で最も先進的なビジネスイベントとして知られています。このイベントには、リチャード・ブランソン、ミンディ・カリング、ダニエル・ラマールなどの起業家や業界のリーダーが出席し、創造性あふれるフェスティバルのような雰囲気の中で、今取り上げるべきテーマに挑み、新たなビジネスチャンスを生み出しています。


Palais des congrès de Montréal

エキシビション・プレイス:LEED®シルバー認証を取得したビーンフィールドセンターとLEED®プラチナ認証を取得したエナーケアセンターという、会議業界でも特に環境に配慮した2つの建物があることで知られています。エキシビション・プレイスでは、GREENSmartと呼ばれる環境スチュワードシップ・イニシアチブを実践しており、持続可能な開発、環境への取り組み、最先端のグリーン技術とその実践を会場全体で推進しています。主な取り組みとして、オンタリオ州トロントで初めてタービンを常設し、年間100万キロワット時の発電を可能にしているほか、2件のグリーンルーフ試験プロジェクト、従来の冷暖房システムに代わる地熱発電所、太陽エネルギーを集める太陽光発電所などが挙げられます。
注目のイベント:2019年からトロントで開催されている、世界最大級のテクノロジー・カンファレンスCollision。ミント・モバイル社のオーナーでもある俳優のライアン・レイノルズ、ウィキペディアのキャサリン・マーCEO、ユニセフ親善大使を務める元サッカー選手のデイビッド・ベッカムといった著名人も参加しています。


Enercare Centre / Destination Toronto

BMOコンベンション・センター:BMOコンベンション・センターは、大きな期待を集めていた施設拡張がついに実現し、2024年のオープンが予定されています。このコンベンション・センターは、アルバータ州カルガリー中心街に位置し、スタンピードの会場に直結しています。広さ50万平方フィート(約46,000m2)以上の会議やイベント用スペースを提供し、利用者目線を考慮して設計されています。ミーティングプランナーのニーズを満たすべく、実際に業界のミーティングプランナーと話し合いながら建設されました。注目すべき特徴としては、別の部屋や階と行き来しやすいスタックアプローチを採用していること、「隣接」するようにミーティングルームを集めて配置し、セッションの合間に出席者同士がネットワークを構築できる交差共有エリアを設けたこと、2階までの高さがある独特な趣の暖炉とフルサービスのバーを設置したことが挙げられます。
注目のイベント:最も有名なイベントは、100年以上の歴史がある非営利イベントのカルガリー・スタンピードです。ロデオや、西部の伝統と文化を求めて、毎年100万人が訪れます。

先住民に触れる:カナダには、先住民の文化、精神、知恵と、会議のノウハウや技術を組み合わせた会議施設がいくつかあります。アルバータ州バンフBanff Centre for Arts and Creativityは、先住民の文化や世界観に基づき、先住民アーティストのための会議、ワークショップ、展示会、その他のプログラムを優先的に提供しています。BC州ダンカンにあるQuw'utsun' Cultural and Conference Centreは、カウイチャン族によって管理・所有されており、7つの広々とした部屋は合計9,400平方フィートの会議スペースを提供しています。オンタリオ州エスパノーラにあるアニシナベ・スピリチュアル・センターは、小規模な会議、ワークショップ、ビジネスミーティングに理想的で、成長と滋養を促すスピリチュアルな環境を備えています。

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