PART 1

バンクーバーからナナイモへ

81.7 km、2時間32分

 

ウエストバンクーバーにあるBCフェリーの乗り場ホースシュー・ベイまで、ちょっとしたドライブを。もし時間が許すなら、ホースシュー・ベイの素朴な町並みを散策してみてください。

 

ナナイモまではフェリーで1時間半。船内で朝食を食べるのもいいし、デッキに出て新鮮な空気と美しい景色を堪能するのもおすすめ。ちょっとしたクルーズ気分が味わえます。クジラやワシなどの動物ウォッチングもお忘れなく。ここサリッシュ海は生き物の宝庫です。

 

PART 2

クームス・カントリー・マーケット

40.7 km、34分

フェリーを降りたら、標識に従って北へドライブ。ナナイモを通り抜けるとすぐに閑静な町クームス/エリントンに着きます。ここには有名なクームス・カントリー・マーケットがあり、その屋根にはなぜかいつもヤギが・・・。ちょっと面白い市場です。

 

1~2時間、マーケットを覗いてみましょう。賑やかでお祭りのようです。食料品、焼き菓子、キャンディー、そして55フレーバーのアイスクリームも! ユニークで美味しいもの探しが楽しめます。噂のヤギを探すのもお忘れなく。

 

PART 3

カセドラル・グローブ(マクミラン州立公園)

26.1 km、23分

ハイウェイ4を西へ少し進むと、マクミラン州立公園のカセドラル・グローブと呼ばれる森に突入します。ここは、バンクーバー島の中でも最もアクセスしやすい原生林の森のひとつです。

 

森の中にはトレイルも整備されており、巨大なベイマツやベイスギの木々の間近まで近づくことができます。樹齢800年以上、幹の周囲は9mを超える巨木が立ち並ぶ様子は迫力満点!

 

短いループ状のトレイルは大変歩きやすく、一部は車椅子でもアクセス可能。公園の東にあるキャメロン・レイクでは、ランチ・ピクニックや水浴びなどもたのしめます。

 

ちょっと変わったアウトドア・アクティビティを求めるなら、少し手前のパークスビル近くにあるホーン・レイク洞窟がおすすめです。地下洞窟にできた鍾乳洞で、家族向けの簡単なツアーから、上級者向けのハードなケービングまで各種体験可能です。

 

PART 4

ポート・アルバーニ

19.4 km、19分

ポート・アルバーニは、トフィーノとユクルーレットへのドライブルートの中間地点。少なくとも数時間は散策したい町です。時間があればぜひ1~2泊滞在を。

 

ここは、林業と漁業で栄えた古い町。マクリーン・ミル国定史跡やマリタイム・ディスカバリー・センターなどの施設で、その歴史を知ることができます。1929年に造られた木材伐採機関車に乗り、ダウンタウンから森を抜け、歴史的な製材所マクリーン・ミルまで行くツアーも人気です。

 

ポート・アルバーニでは、ショップやギャラリー、レストランが並ぶハーバー・キーにもぜひ立ち寄ってください。海に浮かぶレストラン、スターボード・グリルでお腹を満たしたら、地元っ子がこよなく愛するドーナツ・ショップで仕上げのデザートを。海が好きな方なら、レディー・ローズ・マリーン・サービスへ行って、1950年代に沿岸で活躍していた貨物船、MVフランシス・バークリー号を使ったクルーズツアーに申し込みを。ポート・アルバーニとバンフィールド、ユクルーレットの間を定期的に往復しています。

 

PART 5

ポート・アルバーニから西海岸へ

101 km、1時間40分

ポート・アルバーニから、ハイウェイ4とトフィーノ/ユクルーレット・ハイウェイとのジャンクションまでは、およそ1時間半のドライブ。

 

この区間の前半は、スプロート・レイクの湖岸に沿って、曲がりくねった道が続きます。沿道には展望スポットや休憩所などもあり、ゆっくり景色を楽しめます。その先のケネディ・レイクでは、先住民フアウキミン族の集落にあるアトラクション、ウエストコースト・ワイルド・アドベンチャーへ。ジップラインやケネディ川の渓谷を下るカヤックなど、迫力あるアクティビティが楽しめます。

 

ハイウェイ4の終点となる、Tジャンクションからは、ユクルーレットへは左へ、トフィーノへは右へと進路をとります。ジャンクションにはパシフィック・リム国立公園のビジター・センターがあり、アクティビティやイベントなどをはじめ、公園の様々な情報を提供しているので、休憩がてら立ち寄ってみてください。

 

PART 6

ユクルーレット

40.3 km、37分

パシフィック・リム国立公園へようこそ! ユクルース半島を南下、そのほぼ先端部分に小さな町ユクルーレットがあります。ここでは、豊富なアウトドア・アクティビティが体験可能。フィッシング用のチャーター船は数多く、いくつかあるサーフィン・スクールでは、レンタルやレッスンを提供。また、港やブロークン・グループ諸島へのカヤックのガイドツアーも楽しめます。おなかがすいたら、ノーウッズ・レストランでおいしい食事を。ブラック・ロック・リゾートでの滞在もおすすめです。

 

ユクルーレットでは、ワイルド・パシフィック・トレイルの散策もお忘れなく。半島先端部を巡るルートで、沿岸一帯でも最も美しいウォーキング・トレイルのひとつ。アンフィトライト・ポイント灯台が建つ岸壁に、大きくうねった波が砕け散る様子は迫力満点です。とりわけ海が荒れた時の岸壁の風景は荘厳で、あえて嵐のタイミングを狙って、ストーム・ウォッチングに訪れる人もいるほどです。

 

外から海を眺めた後は、ユクルーレット水族館に海の中の生き物を見に行きましょう。ユニークに湾曲した水槽は環境に優しい設計で、その中を泳ぐ、付近の海から集められた生物を観察することができます。ここでは展示された魚たちをシーズン後に元の海へ戻す試みも行われています。

 

PART 7

ロング・ビーチ&トフィーノ

ハイウェイ4のジャンクションからトフィーノへは、30分のドライブで到着します。森の中を走る途中、ロング・ビーチの標識が見えたらぜひ寄り道を。延々と続く砂浜の絶景が眺め渡せます。いつまでも思い出として残るような、大変印象的な風景です。

 

トフィーノは、パシフィック・リム国立公園をはじめ、周辺一帯でハイキング、カヤック、キャンプなどがダイナミックに体験できるアウトドア天国です。もちろん、様々な旅の楽しみも充実しています。例えばウルフ・イン・ザ・フォグなど、味自慢のレストランで新鮮なシーフード料理を堪能してみては。ローカルアーティストや先住民アーティストの作品巡りや、ストーム・ウォッチングなども大人気。もちろん、美しいビーチに出てただのんびりと過ごすだけでも素晴らしい体験となります。

 

ここは、北米のベスト・サーフ・タウンのひとつとしても知られています。サーファーが集まるのは、チェスターマン・ビーチ、コックス・ベイそしてロング・ビーチなどで、一年を通じて楽しむ事ができます。

ホエール・ウォッチング、野生生物ウォッチング、ベア・ウォッチングの機会も豊富。さらにボートでアクセスする海岸温泉ホット・スプリングス・コーブへのショートトリップも見逃せません。

 

トフィーノでは、素朴なキャンプ場からビーチサイドのキャビン、海沿いの豪華なリゾートまで、宿泊施設も幅広く提供しています。

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